PKM

どちらもノートを分類する仕組み
運用上の棲み分けを考える

それぞれの特徴

  • タグ
    • 一対多(特定のノートに複数のタグを紐づける場合)の編集コストが低い
    • 多対一(複数のノートに特定のタグを紐づける場合)の編集コストが高い
    • 集約ページの編集(ソートやグルーピング)ができない
  • MOC
    • 一対多(複数のMOCに特定のノートを紐づける場合)の編集コストが高い
    • 多対一(特定のMOCに複数のノートを紐づける場合)の編集コストが低い
    • 集約ページの編集(ソートやグルーピング)ができる

タグはノート編集のついでに分類も行おうという発想なのに対し、
MOCはノート群全体を見渡して必要な分類を行おうという発想である

つまり分類を行うフェーズが異なる

どのように使うか

2種類の集約ページができてしまうことに目をつむれば、
両方の利点を享受できる

ノート作成時点ではタグを使い、編集時の分類コストを下げる

ノートを探すとき、たいていは全文検索から入るはず

わざわざタグページを見に行くような場合、
そのテーマに関するノートを横断的に閲覧しようとしている

この頻度が高いものに対して必要に応じてMOCをこしらえる
既にタグによる集約ができているので、自分で集める手間がない